行政書士で開業したら個人事業主<経営者>だということ
1月も終わりですね。
今週は行政書士試験の合格発表もあり、受験した方にとっては、悲喜こもごもな一週間となりました。
すでに合格、開業している方にとっては、自分の合格発表を思い出し、あらためて開業の楽しさや厳しさを振り返る一週間になったかもしれません。
私も毎年この時期には、自分の合格発表を思い出さずにはいられません。
とにかく合格したかったのは、もう二度とあの分厚いたくさんの参考書や問題集を開きたくなかったからです。
一度で合格するなんて、本当に運が良かったと思います。
そして、問題を解くための勉強は終わりましたが、実務における勉強は、終わることがありませんね。
この勉強に関しては、今はまだ楽しいので、行政書士もしばらく続けられそうです。
さて、ショッシーオンラインのメンバーの皆さまは、大半が開業している方です。
一部、受験者、補助者がいらっしゃいますが、この方たちも、開業に近い場所にいると考えていいと思います。
つまり、全員がチャレンジしている方ということです。
日本の働き方は、まだまだ雇われるのが主流で、大企業に入れば安泰、公務員が安定という考えは、いまだ根強いです。
実際は、大企業ほど大きなリストラが行われていますし、すでに終身雇用は終わっていると言っても過言ではありません。
働き方5.0という考え方があります。
働き方1.0 年功序列・終身雇用の日本的雇用慣行
働き方2.0 成果主義に基づいたグローバルスタンダード
働き方3.0 プロジェクト単位でスペシャリストが離合集散するシリコンバレー型
働き方4.0 フリーエージェント(ギグエコノミー)
働き方5.0 機械がすべての仕事を行なうユートピア/ディストピア
日本はようやく1.0から2.0に移行したところで、欧米は4.0に進んでいます。
今後は5.0に進むだろうと言われている中、日本ではまだまだ大企業が安泰という考えが消えません。
開業した私たちすべてが、この働き方を意識しているわけではないのでしょうが、無意識だとしても、一歩先に進もうとしているのは間違いないでしょう。
これからの働き方をめざし、この開業を楽しんで行きたいですね!
そして、行政書士として開業するのは、個人事業主になることです。
つまり、開業したら経営者なんです。
この考え方も、働き方とともに、意識して行きましょう。
今週のウイークリーレポートでは、開業したら経営者というお話をしています。
ぜひ、お聴きください。